PUBLICWAREとは
まちにあふれる公共空間や広場、遊休空間を、
もっと楽しく、もっと自由に、誰もが気軽に使うことができる場所になったら、
街はもっと豊かになる。
身近に眠る公共空間
まちの中には、禁止事項ばかりで何もできない公園や、超高層ビルの足下に広がる無機質な公開空地、フェンスで囲われた高架下や道路建設のための予定地など、まだまだ使い切れていない公共空間が眠っています。ちょっとしたことで、もっと楽しく、もっと有効な利用ができるのに「もったいない」と思われたことはありませんか。
”PUBLICWARE”とは、そうしたパブリックスペースを使いこなしたり、楽しく変えていくためのツールです。プロダクト、サービス、スタイル、あるいはそれらの融合体をイメージしていますが、まだ定義は曖昧です。このプロジェクトを通じて、新しいパブリックスペースを生み出す仕掛けや工夫を集め、実践していくことで、その可能性を追求していきたいと考えています。
気軽に始める手がかりに
PUBLICWAREでは、誰でも気軽にお店が始められる屋台や持ち運び可能なツール、場作りが得意な人など様々な情報を収集し、以下の6つのアイコンで紹介しています。
PORTABLE 持ち運びができる
FURNITURE 家具(暮らしの道具)
MOBILE 動かして使うことができる(屋台)
POPUP 期間限定(仮設物)
HAPPENING イベント(神出鬼没)
PEOPLE 仕掛ける人
大掛かりな整備をしなくても、仮設的に、あるいは暫定的に、場をつくれるような手法や仕掛けがたくさんあります。PUBLICWAREを手がかりに誰でも楽しく公共空間をつかいこなす社会が実現できないだろうか。そんな思いからこのプロジェクトが生まれました。
新たな公共空間を生み出すマッチングの場
当サイトは、新しいパブリックスペースを生み出すプロダクトやサービスなどのツールを集約・データベース化して情報発信するプラットフォームです。
様々な商品や事例を紹介することで、遊休地の利活用を検討する自治体や企業とのマッチングを図ります。
PUBLICWAREでできること
PUBLICWAREでは、以下のことに取り組んでいます。
①データベース化/カタログ化
既にあるプロダクトやサービスを集めてカタログ化し、紹介します。将来的にプロダクトの販売やリースを行うプラットフォームを目指します。
>ITEMS一覧ページ
②プロダクトの制作 / 開発
オリジナルのプロダクトの制作を行います。また、企業等とのコラボレーションによるプロダクトやサービスの開発も行います。
③場のプロデュース/デザイン
PUBLICWAREを使った場のデザイン・プロデュース・コンサルティングを行います。また、実際の場を使っての実証実験なども行います。
④場とツールのマッチング
遊休地や暫定利用地などの情報を集め、所有している自治体・企業とプロダクト製作者・サービス提供者のマッチングを行います。
その他、パブリックスペースやプロダクト・サービスに関するご相談などございましたらお問い合わせください。
<運営会社>
株式会社オープン・エー
公共空間、オフィス、商業施設など幅広く建築設計を手掛ける
https://www.open-a.co.jp/
<関連事業>
公共R不動産
公共空間をオープンに。パブリックをアップデートするメディア
https://www.realpublicestate.jp/
デザイナー/ディレクター:大橋一隆 Kazutaka ohashi